文例集
ビジネスメール更新: 2026年3月27日

上司への依頼メール

上司への依頼メール

場面

業務上の依頼

関係性

部下→上司

上司への依頼メールとは

上司に仕事上の依頼をする際のメールは、ビジネスコミュニケーションの中でも特に気を遣う場面の一つです。上司の時間を尊重しつつ、依頼内容を明確に伝えることが重要です。

ここでは、上司への依頼メールで使える例文を場面別にご紹介します。

資料確認の依頼

例文1: 企画書の確認依頼(丁寧)

件名: 【ご確認のお願い】○○企画書について

○○部長

お疲れ様です。△△です。

先日ご相談させていただいた○○の企画書が完成いたしました。 お忙しいところ恐れ入りますが、添付の企画書をご確認いただけますでしょうか。

期限: ○月○日(○)までにご意見をいただけますと幸いです。 ページ数: 全10ページ

特にご確認いただきたい点は以下の通りです。

  • 第3章のコスト試算
  • スケジュールの妥当性

ご不明な点がございましたら、お気軽にお声がけください。 何卒よろしくお願いいたします。

例文2: 報告書の確認依頼(簡潔)

件名: 【確認依頼】月次報告書

○○課長

お疲れ様です。△△です。

○月の月次報告書を作成いたしました。 添付ファイルをご確認の上、修正点がございましたらご指摘ください。

提出期限が○月○日のため、○月○日までにご確認いただけますと助かります。

よろしくお願いいたします。

承認依頼

例文3: 経費の承認依頼

件名: 【承認のお願い】○○出張の経費申請

○○部長

お疲れ様です。△△です。

○月○日の○○出張に関する経費申請書を提出いたしました。 お手数ですが、システム上でのご承認をお願いできますでしょうか。

申請番号: EXP-2026-XXXX 申請金額: ○○,○○○円 内訳: 交通費・宿泊費・日当

経理部への提出期限が○月○日のため、それまでにご対応いただけますと幸いです。 よろしくお願いいたします。

使い分けのポイント

  • 緊急度が高い場合: 件名に【至急】を付け、冒頭で期限を明示する
  • 複数の依頼がある場合: 箇条書きで整理し、優先順位を示す
  • 初めての依頼の場合: 背景説明を丁寧に行い、なぜその依頼が必要かを伝える
  • リマインドの場合: 「先日お願いした件ですが」と前置きし、催促の印象を和らげる

NG例・注意点

やってはいけないこと

  • 命令口調: 「確認してください」→「ご確認いただけ��すでしょうか」
  • 期限を曖昧にする: 「なるべく早く」→ 具体的な日時を指定する
  • 依頼理由を省略する: なぜ上司の確認が必要かを簡潔に説明する
  • 添付忘れ: 依頼メールの最大のミス。送信前に必ず確認する

NG文例

○○部長、企画書できたので見といてください。明日までにお願いします。

改善ポイント: 敬語が不足しており、一方的な印象を与えます。期限の設定も唐突です。「ご確認いただけますでしょうか」「○日までにご意見をいただけますと幸いです」のように丁寧な表現に改めましょう。

例文4: 打ち合わせの日程調整依頼

件名: 【日程調整のお願い】○○についてご相談したく存じます

○○部長

お疲れ様です。△△です。

現在進めております○○の件で、ご判断をいただきたい点がございます。つきましては、30分ほどお時間をいただくことは可能でしょうか。

ご相談したい内容

  • ○○の方針について
  • スケジュールの見直し要否

以下の日程でご都合のよいタイミングがあれば、ご指定いただけますと幸いです。

  • ○月○日(○)午後
  • ○月○日(○)終日
  • ○月○日(○)午前

ご多忙の中恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。

依頼メールのよくある失敗と対策

  • 添付ファイルを忘れる: 「添付の通り」と書いてファイルをつけ忘れるのが最多ミス。送信直前に必ず確認
  • 期限が近すぎる: 「明日までに」は急すぎます。確認作業には最低2〜3営業日の余裕を持たせて依頼しましょう
  • 依頼が複数重なる: 一つのメールに複数の依頼を詰め込むときは、優先順位を明記して相手が判断しやすくすること

参考

  • 一般社団法人日本ビジネスメール協会「ビジネスメール実態調査」
  • 文化庁「敬語の指針」(平成19年2月 文化審議会答申)
依頼メール上司ビジネスメール敬語